特別養護老人ホーム『フェニックス境町』、認可保育園『境町パイナップル保育園』が、川崎区境町のさつき橋近くにできました(両施設の合築)。
地域のみなさんから、「職業技術校跡地に市民の役に立つ施設をつくってほしい」という要望を受けて、県有地を定期借地で借りてつくられました。
みなさんの長年の要望活動が実を結んだこと、本当に嬉しい限りです。
付近は住宅地のため、光がたくさん入りなかなかいい雰囲気です。
職員さんもいい表情で迎えていただきました(マスクでわかりにくいですが…)
こちらは老人ホームと保育園の交流ルーム。特養ホーム入居者のみなさんが窓越しに遊具で遊ぶお子さんたちを見ることができるつくりになっています。
保育園の中。木がふんだんに使われており、色使いも優しく、とてもいい雰囲気でした。
若手の建築家さんと保育現場のスタッフのみなさんが相談して、良いものを、と努力されたそうです。
さて、今回の境町の特養と認可保育園は、県有地を活用してつくられました。しかし、神奈川県はなかなかそれ以上に、市に県有地を提供しようとしません。昨年の6月議会でそのことについて取り上げました。東京都は共産党が「都は安く都有地を、市区町村に提供すべきだ」と要求して、安く提供する仕組みが実現しました。神奈川県もこの方向に切り替えるべきではないでしょうか。
https://www.katayanagi-susumu.jp/archives/324
共産党中央委員会も「保育所・待機児問題への日本共産党の緊急提言」を発表しました。全国で3000ヶ所、30万人分の認可保育所の緊急増設、5年間で10万円の賃上げなど保育士の待遇改善などの内容で、上で述べたような「土地の確保」対策として、国有地の無償提供、土地確保のための国庫助成制度の緊急創設なども求めています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-06/2016040602_03_1.html
国会でも大問題になってきた保育問題、日本共産党の国会議員をさらに増やして、あさか由香(http://asakayuka.net/)さんも参議院に送って、誰もが安心して預けられる保育所を増やしたい!!