片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
市議会傍聴レポート(議会活動報告) 活動レポート

学校での半旗掲揚ー教育の政治的中立と子どもの「思想・良心の自由」の尊重を

2022年9月12日

〇半旗申し入れ

 川崎市教育委員会が市立学校などに対し、安倍晋三元首相の葬儀に合わせて半旗を掲揚するよう依頼していたことが明らかになりました。
 日本共産党市議団は8月3日、この問題の対応について市と市教委による真摯な説明と改善を求める申し入れを行いました。片柳すすむ市議ら4人が要請し、総務企画局の前田総務部長、教育委員会事務局の柴山総務部長が対応し懇談しました。
 7月11・12日の安倍氏の葬儀は、現職の総理大臣ではない特定の政治家の私的な葬儀ということになります。川崎市には弔旗を掲揚する際の基準はなく、こうした葬儀の際の前例もありませんでした。
 またこの葬儀に合わせ学校に半旗の掲揚を依頼したことは、政治的中立を求めて政治的活動を禁じた教育基本法にも関わる重大問題です。
 また学校に半旗を掲揚することは、児童・生徒の思想・良心の自由の侵害にも当たりかねないものです。本来なら総務企画局から依頼があっても教育委員会が憲法上の問題と認識して学校に通知を送らない判断をすべきでした。


要望書では、
▼半旗掲揚を依頼した経過と判断の理由について明らかにすること
▼半旗掲揚の対応について検証し、今後の改善方針を明らかにすること
を求めました

片柳すすむ

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