片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
活動レポート

新型コロナ第7波の感染急拡大に対する「緊急申し入れ」を行いました

2022年7月28日

20220725写真

日本共産党川崎市議団は25日、市長宛に新型コロナ第7波感染急拡大に対する緊急申し入れ(第15次)を行いました。宮脇護健康福祉局長が対応し懇談しました。

申し入れ文書は以下の通りです。

20220725要望書の画像版

新型コロナウイルス第7波の感染急拡大に対する緊急申し入れ(第15次)

川崎市長 福田紀彦様

2022年7月25日

日本共産党川崎市議団

団長 宗田裕之

 オミクロン株の亜系統であるBA.5による感染が急拡大し、本市の7/23の新規陽性者数は3,291名と過去最高の感染者数となっています。7/24の病床使用率は51.3%と先週から大きく上がり病床ひっ迫が危惧されます。感染者が多くなれば、重症者も亡くなる方も多くなります。

BA.5は、これまでのオミクロン株に比べて感染力が高く、免疫逃避性があるとされています。重症化しやすい可能性があるという指摘もあり、緊張感を持った対応が必要です。

 今肝心なのは、検査体制を拡充・強化して早期発見と保護を行うことで、新規陽性者数の増加自体をできる限り抑制し、コロナ患者もコロナ以外の患者も、必要な医療が受けられる体制を確実に確保することです。すでに検査を迅速に受けられない、発熱外来の予約が取れないなどの事態も生じており、対策の強化が急務です。よって、下記の通り緊急に申し入れるものです。

申し入れ事項

1. 保健所体制を強化し、陽性者とその家族など濃厚接触者への支援、市民からの問い合わせに専門的な視点から対応する。

2. 無料PCR検査の実施場所を市の責任で広げ、どの地域でもいつでも予約なしに身近な場所で受けられるようにするとともに、コロナの収束まで継続すること。また市内に通勤、通学する人なども受けられるようにすること。検査の重要性を積極的に広報し、受検を促すこと。

3. 医療機関、高齢者・障害者・子どもの福祉施設・事業所、学校等において、定期検査の実施の徹底を行うとともに、少なくとも1週間に1回はPCR検査で実施できるようにすること。また、福祉施設・事業所、学校等に一斉の検査ができる規模の検査キットを事前配布する。

4. 陽性者の家族などの濃厚接触者に対してPCR検査キットを提供する。

5. 定期的なPCR検査を行う事業所への支援を行う。

6. 財政支援を行い、発熱外来対応医療機関を医師会と連携し増やす。

7. 医師、医療スタッフを確保し、休日急患診療所を平日も発熱外来として開設する。

8. 軽症や無症状の感染者から家族等への感染を防ぐため、必要な体制を確保し速やかに宿泊療養施設の受け入れを拡大する。

9. 感染拡大を防ぎ、医療崩壊を起こさないために医療従事者や介護従事者に対するワクチンの4回目接種の準備を速やかに進めること。また、希望する市民が4回目接種を受けられるよう国に求めること。

以上

片柳すすむ

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