地域の皆さんとの集まりでは、よく戦争体験の話と介護の話になります。
ある地域のつどいで、91歳のKさんは「12人きょうだいのうち男性の9人は次々戦死した。戦争はぜったいに嫌だ」と話します。同じく91歳のYさんは「高齢者を虐げる政治は、年を取るごとに本当に怖く感じる。家族に迷惑をかけず『ピンピンコロリ』でいきたい」と、Sさんは「94歳の母の毎月1回のショートステイの利用料は6万円。母の年金6万円が丸々消える。さらに医療費、おむつ代、食費、手すりや車いすのレンタル料。自分たちがなんとか支えているけど、たまらない」との話を伺いました。
私は「『家族に迷惑かけたくない』『長生きしたら社会に迷惑』と高齢者に思わせるのは政治の責任。健康を保つのは大事だけど、『長生きするよりピンピンコロリといきたい』と高齢者に思わせる政治はおかしい。特養ホームの増設をはじめ、平和で高齢者が大事にされる政治に、川崎市政も国の政治も変えましょう」と話しました。