片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
市議会傍聴レポート(議会活動報告)

【代表質問】羽田新飛行ルート 安全守る責任果たせ

2021年9月16日

 日本共産党は9月15日の代表質問で、川崎臨海部コンビナートの上空を年8千便が飛行する危険な羽田新ルートについて質問、市長に「市民の安全を守る責任を果たせ」と迫りました。
 羽田新ルートは、国が「人・モノ・カネを羽田空港にあつめ、国際競争力を高める」などといって運行が強行されてきました。しかしコロナの世界的な感染拡大のもと、羽田空港の航空需要は国内便でコロナ前の約6割になり、国際便は1割程度に減少。日本共産党は「国の言い分から見ても必要性のなくなった羽田新ルートを中止して市民の安全の確保を」と質問。まちづくり局長は「国の対応を確認する」と回答しただけでした。

 さらに「コンビナートでの事故が起きる可能性がないと言えるのか」「コンビナート事故の被害想定をしないのか」と追及。市長は事故の可能性と被害想定について、全くまともな回答ができませんでした。
 続いて「重大なコンビナート事故が起きた場合、その可能性があると知りながら住民やコンビナート労働者に危険性を知らせなかった市長の責任が問われる」と述べ、被害想定に向けた調査実施と新ルートの中止を求めましたが、市長は「国任せ」の答弁に終始しました。
 1971年から50年間守ってきた『工業地帯上空飛行禁止』の通知を破棄したのは市長です。市民とコンビナート労働者の命を守る責任を市長は果たすべきです。

1被害想定 ニュース用

片柳すすむ

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