片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

「中学2年生の自衛隊での『職場体験学習』は自粛を」と教育長に申入れ

2015年11月25日

今朝一番で、市議団11人がそろって教育長に申入れをしてきました。
市立中学校の一部が『総合的な学習の時間』で、自衛隊の「体験入隊・職場体験学習」に中学2年生を参加させていた問題について、今後は実施しないように申し入れたものです。
川崎区では、大師中学校が昨年度に座間駐屯地に10人、今年度には17人が横須賀の海上自衛隊第2術科学校に行っています。市立川崎高校付属中学校は今年度12人が同じ海上自衛隊第2術科学校での「職場体験」に参加しています(下表参照)。

5年間の状況~市教委調査結果

申入れでは、市古団長が内容(下に掲載)を説明、自衛隊の体験入隊・職場体験学習の問題点を指摘しました。
(1)「違憲」「合憲」という意見の相違があり、懸念を持つ保護者も多数いることへの配慮がないこと
(2)「安保法制」により、「殺し殺される」軍隊という危険性が高まっていること
(3)隊内での「いじめ問題」や自殺率も高く、労働権も保障されず家族への「遺書」まで書かされる自衛隊は、一般の職業とは異なるということ

こうした点を指摘したのに対し、渡邊直美教育長は
「職業体験の本来の目的は、体験を通じて自己実現や社会貢献などにつながる職業観・勤労観を身につけるということ、職業に貴賎はないという勤労観をはぐくむことにある。その趣旨から外れないようにしていきたい」
「他の体験では近隣の事業所などに行くことがほとんどだが、自衛隊の体験となると遠方に行くことになることがある。心配する保護者の方もいらっしゃると思うので、学校から意見を聞いて取り組みたい」
という主旨の答えをされました。

PB251055t

PB251064

自衛隊の広報紙はこの問題について、募集環境が厳しさを増す中、募集基盤の拡充に努めていく」「今後も担当区内の学校に『総合的な学習の時間』への参加を働きかけ、自衛隊に関心を持つ生徒の支援を積極的に行っていく」と述べています。
戦争法(安保法制)が強行されるもとで、「殺し殺される」軍隊となり志望者が減るであろう自衛官を、税金を使った「体験学習」を通じて穴埋めしていこう、という意図は明らかです。
引き続き、市民のみなさんとともに監視していかなければ、と思います。

▼申入れ文書の本文は以下のとおりです(PDFファイル=250KB=が開きます)

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