片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
議会活動報告

一般質問 制服やジャージ・柔道着—保護者の私費負担軽減を

2022年6月29日

6月28日の川崎市議会本会議で、一般質問を行いました。このブログで取り上げるのは「制服やジャージ、柔道着—保護者の私費負担軽減を」です。

このほかに、(1)国保料の滞納者への催告文書の送付、(2)高齢者向け優良賃貸住宅の家賃補助の継続、(3)公契約制度への職種別最低賃金導入、(4)成人式での不起立だった来賓への対応について、について取り上げました。

(この記事はメモに基づくもので議事録ではありません)

質問① 小学校・中学校の私費負担(学校徴収金)は?

中学校までの義務教育は無償とされていますが、柔道着や制服、様々な副教材や修学旅行など、保護者には様々な私費負担が重くのしかかっています。

小学校6年間と中学校3年間でかかる保護者負担額・いわゆる学校徴収金等はどれほどなのか、コロナの影響がまだなかった2018年度と、データがある直近の2020年度について伺います。

答弁 教育次長

学校徴収金等についての御質問でございますが、教材費、修学旅行費等の学校徴収金のほか、保護者が直接支出する制服等の費用を含めた一人当たりの卒業までの負担額につきましては、平成30年度は、小学校が約43万2千円中学校が約40万9千円となっており、令和2年度は、小学校が約39万8千円中学校が約39万5千円となっております。

質問② 中学校の柔道着ーレンタルで対応している学校は?

コロナが大きく影響する前の2018年度を例にとると小学校では6年間で43万円、つまり年平均7万円程度がかかるとのことです。さらにランドセル代などはこれとは別にかかることになります。

片柳DP 学校の私費負担1

中学校では3年間で約41万円、年平均で14万円。

片柳DP 学校の私費負担2

この負担は本当に重く、先日市民の方と懇談した際、中学校に子どもが進学した際に貯金だけでは足りず、消費者金融で借り入れせざるをえなかったと話されていました。

また、中学校の柔道の授業は通常20時間程度なのに、4千円もする柔道着を購入しなければならないのは納得いかない、との声も寄せられました。柔道着についてレンタルで対応している学校の事例があるとのことですが、いくつの学校でどのような対応をしているのか、伺います。

答弁 教育次長

体育授業における柔道着についての御質問でございますが、柔道着をレンタルで対応している市立中学校は5校ございまして、各家庭の希望に応じて、学校が事業者から柔道着をレンタルし、その使用料金については、購入するよりも安価となっております。

質問③ 中学校の制服代・ジャージ台は?

5校がレンタルで対応しており千円から1300円程度で利用できるとのことです。またリユースの取組も行われています。保護者や生徒にとって選択肢を増やし、負担軽減の取組を進めることが必要です。

制服・ジャージ等も大きな負担となります。市立中学校の制服代についておおよその平均額を伺います。ジャージ代についても同様に伺います。

答弁 教育次長

学校徴収金等についての御質問でございますが、市立中学校の制服代につきましては、平均約3万8千円となっており、ジャージ代につきましては、平均約8千円となっております。

質問④ 

制服の平均額は3万8383円、

片柳DP 学校の私費負担3

ジャージは8568円、

片柳DP 学校の私費負担4

合計すると4万6951円とのことです。

片柳DP 学校の私費負担5

公正取引委員会の調査では全国平均で約3万2千円ですから、本市は約6千円割高になっています。

海老名市は制服等の負担額に、多くの保護者が割高感や学校ごとに差があると感じていることなどから、保護者負担経費について調査、検討・協議し、保護者負担軽減の方策を探る『保護者負担経費検討委員会』を、2018年度から開きました。その結果、海老名市は柔道着と彫刻刀を海老名市の予算で備品として各学校に配備して貸し出すことにしています。また、制服・ジャージ・教材などについても、コンペや見積もり合わせなどの方法で、競争が起こり価格が下がるようにしているとのことです。

2018年3月の文科省の通知では、「通学用服等の学用品の保護者の経済的負担が過重にならないようにする」として、その選定や見直しを行う場合は保護者等学校関係者からの意見を聴取することが望ましい、としています。

本市では、この通知を踏まえた保護者等への意見聴取は、これまで行っていないとのことです。今後すみやかに学用品の負担軽減に向けた意見聴取を行うべきですが、伺います。

答弁 教育次長

 学校徴収金等についての御質問でございますが、平成30年3月及び令和2年7月に、文部科学省から、保護者の経済的負担軽減に関する通知が発出され、各学校へは、同通知を送付するとともに、その趣旨を踏まえ、適切に対応するよう周知しているところでございますが、最近の物価上昇に伴う家計への影響等も含め、私費負担に対する保護者の意向につきまして、学校と情報共有を図ってまいります。

質問⑤ できるものから負担軽減を

 小学校の6年間で40万円以上、中学校の3年間でも約40万円の学校徴収金がかかり、それ以外にも保護者の私費負担は様々にかかります。例えば、柔道着についてレンタルも選択肢にできるようにすることなどは、いち早く対応できると思います。異常な物価高騰のなかですから、できるものから負担軽減を行っていくべきですが、伺います。

答弁 教育次長

学校徴収金等についての御質問でございますが、

制服やジャージ等につきましては、耐久性、快適性、安全性など、品質を十分に考慮した上で、可能な限り保護者負担の軽減を図っていく必要があると認識しております。

一部の中学校においては、柔道着のレンタルや、制服のリユースといった保護者負担の軽減を図るための取組を行っておりますので、このような各校の事例を共有するほか、経済的な理由で支払いが困難な御家庭には、生活保護制度や就学援助制度が適切に活用されるよう周知することにより、保護者の負担軽減に資する取組を進めてまいりたいと考えております。

意見要望 急ぎ保護者アンケートなど意見聴取を

柔道着のレンタル、制服のリユースの取組は各学校に共有をすすめるよう要望いたします。z制服代は全国より6千円ほど割高であり、負担軽減に向けて保護者へのアンケートなど意見聴取を求めましたが、「保護者の意向について学校と共有を図る」との答弁でした。物価高騰も深刻です。保護者にとって柔道着・制服・ジャージなどの負担が重くなっていることは明確なのですから、保護者へのアンケートなど意見聴取を行うよう要望します。

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