片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
議会活動報告

「LGBTQ」の児童生徒への対応―先進事例を広げ相談しやすい体制を

2021年12月20日

12月17日に一般質問を行いました。きょうはその中から前回に続き「性自認と性的指向(いわゆるLGBTQ)に関わる施策<学校教育での対応>」の部分について、取り上げたいと思います。

(このブログは質問・答弁ともにメモを書き起こしたものです。正式な議事録ではありません)

質問④ LGBTQの児童生徒への対応(水泳・トイレ・宿泊行事)

次に教育次長に伺います。答申の第9項目では、子どもが権利の主体であることを尊重しつつ、教師・保護者・子どもに性的マイノリティにかかわる人権保護の教育と啓発、相談体制の整備を求めています。

このことに関して、この間市内の学校での先進的な事例を紹介した研修を行ったとのことです。先進的ないくつかの学校では、水泳・トイレの使用、宿泊行事での対応についてどのような配慮をしているのか、伺います。

答弁④ 教育次長

研修についての御質問でございますが、

すべての児童生徒が安心して過ごせる環境づくりに取り組むためには、性自認や性的指向に関する教職員の理解を深める研修は大変重要であると認識しております。

今年度の取組といたしましては、中岩交の支援教育コーディネーターを対象とした研修におきまして、生徒からの相談を元にした本市における実践事例として、日常の学校生活における多目的トイレの利用、宿泊行事での宿泊部屋や入浴に関する配慮の他、水泳の授業におけるレポートでの代替等の取組の紹介をしているところでございます。

質問⑤ LGBTQの児童生徒への対応(制服、委員会活動、学校行事)

制服(標準服)、委員会活動をはじめ学校行事などではどのような配慮をしているのか、伺います。

答弁⑤ 教育次長

標準服等への配慮についての御質問でございますが、

標準服につきましては、多くの学校におきまして、女子生徒がスラックスを選択できるようにしているところでございます。

また、学校行事等において男女混合で整列したり、委員会活動での委員選出について従来各クラスで男女1名ずつであった規定を男女問わず2名とする事例もございます。

質問⑥ LGBTQ の児童生徒への相談体制

これらの対応が始まる入口となる、相談しやすい体制をつくることが特別に重要です。こどもが相談しやすくするための取り組み、保護者が相談しやすくなる取り組みをそれぞれどのように行ってきたのか、伺います。

答弁⑥ 教育次長

相談窓口についての御質問でございますが、

学校におきましては、担任や学年主任、児童支援コーディネーター、養護教諭等が、必要に応じて相談の窓口になっているところでございますが、児童生徒が相談しやすい雰囲気づくりを進めるためには、教職員一人ひとりが、日頃から差別や偏見を許さず、性自認や性的指向で悩んでいる児童生徒がいることを前提とした言動に努めることが大切でございますので、これらの内容をライフステージに応じた研修において、教職員に周知しているところでございます。

また、学校外の相談窓口といたしましては、児童生徒に配付している相談カードに、昨年度から、性に関する相談ができることを明記するとともに、今年度につきましては、「セクシュアリティ・性別の悩み」を専門的に相談できる窓口が掲載されたポスターを、各学校に配付したところでございます。

保護者に向けましては、昨年度の「教育だよりかわさき」において、性的マイノリティを朱諜し、性自認や性的指向についての周知を図るとともに、相談窓口を掲載いたしました。

また今年度は、GIGAスクール構想の実施に伴い、教職員向けの人権尊重教育に関するサイトの中で、性自認や性的指向に関する相談窓口を掲載し、保護者から希望があった場合に、適切な窓口を紹介できるようにしております。

意見要望

2017年の6月議会以来、私たち日本共産党市議団はSOGI、性自認と性的指向にかかわる問題を取り上げてきました。学校教育では、制服のジェンダーレス化や水泳の授業、宿泊行事などへの配慮を求めてきましたが、当初から大きく対応が前進したと感じます。しかしまだまだこういった先進的な事例が、現場の教員や、個々の保護者、児童生徒に充分に知られていないことも事実です。もちろん個々の状況に合わせた対応やプライバシーの配慮をしながらですが、保護者や児童生徒に「こういう配慮をした事例がある」と可能な限り知らせていくよう要望します。

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