こちらも若い人たちの企画で「工場夜景見学ツアー」の運転手兼案内役を務めました。
川崎はもともと農地を求めた江戸時代の埋め立ての次に、工業化のための大規模な埋め立て工事が行われ、海苔漁などで栄えた海が大企業によって奪われていった歴史があります。そんな歴史や多摩川の歴史を盛り込みつつ案内して回りました。 私も工場のすぐ近くで夜景を見たのは初めて。幻想的な景色と化学物質の臭い、その向こうで働く労働者の皆さんの汗に思いを馳せる工場夜景ツアー、なかなかいいものです。
「観光スポット」として売りにしていくとしても、心配なのは羽田新飛行ルートです。この工場群に墜落や落下物があればどうなるのか、市議会でも引き続き問題提起をしていきたいと思います。
コラム「日進月歩」
働く人と歴史と工場夜景‐No.64
2020年11月10日