片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
市議会傍聴レポート(議会活動報告)

休日急患診療所-緊急呼び出しボタンの設置・長椅子の増設を

2020年3月14日

3月10日の川崎市議会予算審査特別委員会で、以下の5点について質問しました。

①一斉休校措置-非常勤の教職員の給与補償を、②八丁畷駅前踏切の拡幅、③休日診療所の施設整備、④台風19号にかかわり河港水門とJR京浜東北線ガード部からの出水とその対応について、⑤市民ミュージアムの被災について

です。

今日は「③休日診療所の施設整備」について報告いたします。
(議事録ではありません。正確には後日発表される議事録をご覧ください)

質問1 休日診療所に背もたれのある長椅子の設置を(片柳)

休日急患診療所について、健康福祉局長に伺います。

先日、市民から「川崎区休日診療所に設置されていた長椅子がなくなっていた」との連絡がありました。待合室の座席は具合の悪い患者さんたちにとって不可欠ですが、不足している実態があります。事前の調査では各診療所の座席数は20席から最大で79席、直近の2018年度のうち、最も利用者が多かった月の1日あたりの平均利用者数は川崎区が78名で、最大の中原が175名、2番目の麻生が152名等となっています。

2 休日診療所

1か月の患者数の平均ですから、インフルエンザが最も流行した時にはさらに多くになります。川崎区では21席の待合室に1日78人以上、麻生区では29席の待合室に152人以上が来たことになります。

1 休日診療所

スペースの制約もありますが、長椅子などの設置、特に具合の悪い方の待合室なので背もたれのあるものを設置するようにすべきです。伺います。

答弁1(健康福祉局長)

休日急患診療所の待合室についての御質問でございますが、運営主体である公益社団法人川崎市医師会からは、運営状況等についての報告を定期、随時に受けておりまして、待合室には、患者やその付き添いの方が座れるよう長椅子などを設置しており、混雑時にはパイプ椅子等を臨時で増設するなど、状況に応じて臨機応変な対応を行っていることを確認しております。

今後につきましても、混雑時における待合室の環境の改善に向け、各診療所のスペース等も勘案しながら、待合イスの増設などの対応について、医師会と調整を図ってまいります。

質問2 トイレに緊急呼び出しボタンがないのはどの診療所か(片柳)

よろしくお願いします。

市民から、トイレの電球が交換されておらず暗い、と連絡があり現地を確認しました。

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診療所ですから、場合によっては便の色を医師などが確認することも必要です。こうした少額の施設修繕などは医師会が予算の中で行うとのことですので、今後速やかに交換できるように要望します。

また、トイレには緊急通報ボタンがありませんでした。体調の悪い人が来られる場所ですから設置が必須だと思いますが、各診療所の内、緊急呼び出しボタンが設置されていないところはどこか、伺います。

答弁2(健康福祉局長)

休日急患診療所についての御質問でございますが、現在、川崎、幸、高津の3か所の休日急患診療所でトイレの緊急呼び出しボタンの設置がされていない状況でございます。

また、宮前及び麻生につきましては、女子トイレ及び多目的トイレには設置されておりますが、男子トイレに設置されていない状況でございます。

質問3 呼び出しボタン設置を急いで

合計11カ所とのことです。工事の必要のない無線で通信できるタイプのものもあるようですし、そこまで高価なものではないのですから、それぞれのトイレに急いで緊急呼び出しボタンを設置するべきです。伺います。

答弁3(健康福祉局長)

トイレの緊急呼び出しボタンの設置についての御質問でございますが、休日急患診療所の設備の改善につきましては、施設の老朽化や、待合室の環境改善等への対応を図ってきたところでございます。

トイレの緊急呼び出しボタンの設置につきましては、他の設備の状況や改善要望等を勘案しながら、簡易的な機器の導入などの可能性も含め、医師会と調整を図ってまいりたいと存じます。

片柳すすむ

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