片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
活動レポート

民青のみなさんと「かわさきフィールドワーク」

2019年3月11日

2月23日に民青同盟川崎南部地区委員会&党医療後援会の「かわさきフィールドワーク」が行われ、私は講師役で参加しました。

見て回ったテーマは、①羽田新飛行ルート・羽田連絡道路(多摩川河畔)、②羽田新飛行ルート案(ルート直下の工場地帯)、③国際戦略コンテナ港、④臨港道路東扇島水江町線(ちどり公園)、⑤藤崎保育園入口交差点の歩行者信号延長、⑥川崎アプローチ線、⑦簡易宿泊所の火災事故跡地、でした。

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出発前に後藤まさみくらし福祉相談室長からごあいさつ

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多摩川で羽田飛行ルートと連絡道路について説明

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対岸に飛行機が見え、連絡道路の工事現場も見えました

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飛行ルート直下、工場の間の運河

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コンテナ港、この門型クレーンだけでも「億」単位です

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300億円の川崎アプローチ線はここから住宅地を通って予定されています

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簡易宿泊所の火災現場跡地で手を合わせました

参加したみなさんの感想

Ktさん

20年地元で生活しているけど普通にしていたら気付けないことに、きょうのフィールドワークで気付けた。(300億円の)アプローチ線計画には驚いた。そういう開発が視野に入っているとは知らなかった。
今日をきっかけに一つひとつ調べてみたい。ガントリークレーン1基で18億円ですか?こういう見えにくいところに気付けると、選挙でも何が大事か見えてくると思う。よくわかった。

Akさん

ほんとに川崎市のことを知らずに工場地帯を通り過ぎているだけなんだと気付いた。実際に見ながら説明し、さらに車の中でも説明してくださって、すごいツアーだった。自分が住んでいる横浜のことも知りたいと思った。

Sgさん

日進町の簡易宿泊所のところに行って、「ここから病院に来ているんだ」と、病院で出会う患者さんたちの背景が少し見えた。川崎市のことを知るということは、患者さんのことを知るということになると感じた。
川崎港は横浜港・東京港ほど盛んではないのに、そこまでがんばる意味があるのか?言われないとわからない。こういう開発にいくらかかるか、普段は考えていない。保育園増やすことや教育や福祉に使える予算があるんだ、と感じた。市民の声で「藤崎保育園入口」の歩行者信号が7秒延長された話を聞いて、「要求を出せば変えていけるんだ」と思えた。政治を絶望するのではなく、実現できることを知らせていきたい。

Kdさん

羽田飛行ルートの下、千鳥町の工場に行って、「もしここに落下したら大惨事の可能性がある」と思ったけれど、みんなそのことを知らないと思う。企業からすれば経済的な視点で動く力が強くて、地域住民の要望と結びつかないこともあるのだと感じた。
日々の生活の中でそういう視点を持ちにくい。オープンな議論、話し合えることで自分たちを守れるのだと思った。

Arさん

普段、暮らし働いていたら行かない場所で、こんなところがあったんだ!という場所で勉強になった。税金のムダづかいだったり、企業のために線路をつくったり、市民のことはあまり気にせず、企業のメリットになることばかりしている。羽田新飛行ルート、「安全」といわれても何かあれば大惨事になる。「安全」と言い切れないとダメ。簡易宿泊所には住んでいる人も住みたい人もいる。安全面を考えたら、基準を満たしていないといけない。仕組みを変えることが大切と思った。

Hsさん

羽田新飛行ルート、いまでもうるさくてTVが聞こえないことがある。落下物が成田のビニールハウスに落ちたことがあると聞いた。川崎区は住宅密集地で有害物質もある。落下物はゼロにはできない。飛ぶなら海しかない。説明会にも行ったが、説明に来ている国の人は淡々とかわす説明をしていた印象で、「実感と違います」と言っても聞き流すような態度だった。ガントリークレーンに18億円とか、使いすぎだと思った。

片柳すすむ

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