片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
議会活動報告

LGBTs当事者の「情報共有ルーム」を北部でも/相談窓口を「性同一性障害」に限らず「LGBT全体」に広げるべき

2019年3月9日

3月4日の予算審査特別委員会で「LGBTs当事者の「情報共有ルーム」を北部でも/相談窓口を「性同一性障害」に限らず「LGBT全体」に広げるべき」とのテーマで質問しました(他の項目も順次更新しています)。

質問① LGBTs当事者の「情報共有ルーム」を北部でも

LGBT(SOGI)当事者の居場所づくりの取り組みについて市民文化局長に伺います。

昨年に続き、市が主催する「性的マイノリティの方を身近に感じ、その理解を深め、お互いを尊重しあえる機会とすること」を目的とする上映会とトークショー、当事者と支援者の情報共有ルームが開かれました。情報共有ルームには「始めてこういう場に参加した」という方も参加しておられました。

私たちは各地で当事者の「居場所づくり」の取り組みを視察してきましたが、どこでも「市が主催するので安心して参加できる」と好評とのことでした。横浜市の交流スペース事業「フレンドシップよこはま」は、北部のあざみ野と南部の戸塚の2カ所の会場で月1回ずつ開催していますが、会場が2カ所なので「会場が近すぎると知り合いに知られてしまいそうで行きづらい」という方も安心して参加できているとのことでした。

本市はこの2年間、チネチッタを会場に年1回、当事者や家族・支援者の「情報共有ルーム」の取り組みを行ってきましたが、こうした交流の場を、毎月や数ヶ月に一度など定例化して開催すべきと思いますが伺います。また当事者が安心して参加できるように、新たに中部から北部地域にも会場を広げて取り組むべきと思いますが伺います。

答弁① 市民文化局長

性的マイノリティに関する「情報共有ルーム」についての御質問でございますが、今年度におきましては、本年1月17日に、「情報共有ルーム」を2年連続で実施したところでございまして、まずは、年に一度、確実に取組を進めることにより、参加者の信頼感を高めていくことが、大変重要なことと認識しております。

また、「情報共有ルーム」につきましては、映画上映のイベントと合わせて実施することで、参加者が来訪しやすいものとなりますので、今後も、そのような視点を踏まえ、関係団体等からの御意見も参考にしながら、開催のあり方について検討してまいります。

質問② 相談窓口を「性同一性障害」に限らず「LGBT全体」に広げるべき

LGBT、性自認と性的指向にかかわる施策について、相談窓口について市民文化局長に伺います。

各地でLGBTなど性自認・性的指向にかかわる相談に取り組む自治体が増えています。県内でも横須賀市や小田原市、鎌倉市などがパートナーシップ制度に取り組む方向に進んでいます。世田谷区や多摩市、横須賀市などは「LGBT相談」に取り組んでいます。横浜市は電話相談に加え臨床心理士による相談を行っており、神奈川県も昨年度から臨床心理士を個別に派遣する相談事業を行っています。

 LGBTが注目されるようになる中で、性自認や性的指向で悩む若者が性的な出会いを目的とする業者や、性別適合手術を掲げた詐欺などに狙われる危険性もふえています。また「人権講師にならないか」「起業しないか」などの誘い文句で、高額セミナーの契約を結ばされるなどのトラブルも増えています。こうした中で性自認や性的指向に悩む方々が安心して悩みを話せる相談窓口を、自治体が自ら開設することに大きな意味があります。

本市は性同一性障害の方を対象とした相談窓口を全国に先駆けて設置しましたが、いま、性の多様性についての理解が広がり、「LGBT」というキーワードで全国的に広く知られるようになりました。そうしたことを踏まえ、以前に「市の性同一性障害の相談窓口を、LGBT相談へと発展させるべき」と質問しましたが、「LGBT全般に関する場合であっても相談者の気持ちに寄り添った対応をしている」「HPにはLGBT等に関する相談に取り組んでいるNPO法人などへのリンクがある」との答弁でした。

あらためて、川崎市として性自認と性的指向にかかわる相談窓口の開設に踏み出すべきと思いますが伺います。

答弁② 市民文化局長

性自認、性的指向に係る相談窓口についての御質問でございますが、性的マイノリティに関する事例等につきましては、各当事者の悩みも多様であり、その相談に対応できる体制を、より整える必要があるものと認識しております。

そのような認識を踏まえ、性的マイノリティ当事者の生活上の障壁を取り除く取組を進めるため、関係局や関係団体等とも連携しながら、今後、相談窓口のあり方について、研究してまいります。

質問③ 相談窓口のウェブサイトに「LGBT」のキーワードの表示を

性同一性障害の相談窓口のウェブページでも、「LGBT」という言葉は出てきません。

【片柳・LGBT】2019 予算審査 ディスプレイ

(実際の「性同一性障害 相談窓口」ウェブサイトの画面)

実質的に性同一性障害のみならず性自認と性的指向全体に関する相談に対応している、というのであれば、せめて現在の性同一性障害の相談に加えて「LGBT」などのキーワードを、ウェブページや冊子などに掲げるようにすべきです。市民文化局長に伺います。

答弁③ 市民文化局長

性自認、性的指向に係る相談窓口についての御質問でございますが、性同一性障害の相談窓口のウェブページにつきましては、九都県市の共通メッセージや、無料での相談窓口を有しているNPO法人等へのリンクを設定しているところでございますが、より多くの方々が検索しやすくなるよう、掲載の内容について検討してまいります。

意見要望

意見要望です。居場所の取り組みについて、まず年一回の取り組みを当事者団体と協力しながら確実に開いていきたいということでした。川崎市北部にも広げれば確実にこれまで来られなかった方にも届くと思いますので、引き続き検討をお願いします。

相談窓口ですが、これから人権全般条例の具体化に進む中で、ぜひ取り組みを進めていただくこと、ウェブサイトなどで「LGBT」などのキーワードを見えやすくして、利用のハードルを下げるのはすぐにでも具体化できるとおもいますので、よろしくお願いします。

ブログ新着記事

  • ブログ過去の記事

PAGE TOP