片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
議会活動報告

ブラック企業問題について 【一般質問-2015.7.8】

2015年7月13日

片柳進の質問1

ブラック企業への対応について、経済労働局長に伺います。

先日も大手の靴販売会社が、従業員に違法な長時間労働をさせたとして、東京労働局が労働基準法違反で、この会社の役員を書類送検する方針を固めたことが報道されました。
こうした違法な長時間労働を社員に強いる企業の新卒求人を、ハローワークが拒否できるように「青少年雇用促進法」が改正される見通しになりました。この法改正では、民間職業紹介会社も同様に求人を拒否できる方向で検討されているとのことです。
労働者を過酷な労働に追い立て使い捨てるブラック企業への対策は喫緊の課題です。川崎市が民間業者に委託して行っている「キャリアサポートかわさき」でも、違法行為をつづける企業の求人は拒否するべきです。伺います。

答弁・経済労働局長1

いわゆる「ブラック企業」への対応についての御質問でございますが、「キャリアサポートかわさき」におきましては、求人開拓などの際に、社会保険の加入状況など、法令を遵守していることについて、十分な聞き取り調査を行い、求人内容の確認をするほか、労働基準監督署やハローワークとも意見交換を行うなど、細かな注意を払いながら職業紹介を行っているところでございます。
また、合同企業就職説明会の開催における参加企業につきましても、関係機関と連携を図りながら、離職率等を考慮して選定しているところでございます。
今後につきましても、国における「青少年雇用促進法」の審議状況を注視しつつ、法案が成立した際には、ハローワーク等の関係機関と緊密な連携を図りながら、同法の施行に係る国の指針等を踏まえ、本市として適切に対応してまいりたいと存じます。

片柳進の質問2

ブラック企業の求人への対応について、キャリアサポートかわさきでも、国の指針などを踏まえて対応するとのことでした。国会では、わが党の議員の質問に対して「民間職業会社も違法行為を繰り返す企業の求人を拒否できる方向で検討する」と答弁されています。間違っても川崎市が委託する事業で、違法行為を行なう企業への就職を市民に勧めることがないよう対応していただくよう要望いたします。

また、合同企業就職説明会に関しては、離職率を考慮した対応を行なっているとのことでした。今回の青少年雇用促進法の改正に伴い、今後は企業の求人にあたって、該当する企業の離職率なども公表されるようになるわけですから、「キャリアサポートかわさき」でも事前に企業の離職率を調査するよう要望します。

次に、ブラック企業の企業名が公表された際の対応について伺います。厚生労働省はこの間、違法な長時間労働を繰り返している企業のうち、社会的に影響の大きい大企業に対して、その改善を求めるために、都道府県労働局長が是正指導とともに企業名を公表するとしています。

県労働局長により、こうした違法行為を続ける企業名が公表された場合、キャリアサポートかわさきでも、当然その企業の求人を拒否するなどの対応をとるべきだと考えますが、伺います。

答弁・経済労働局長2

いわゆる「ブラック企業」対策についての御質問でございますが、国におきましては、本年5月18日から、過重労働対策強化の取組として、社会的に影響力の大きい企業が違法な長時間労働を複数の事業場で繰り返している場合に、厚生労働省の都道府県労働局長が経営トップに対して、早期是正を指導するとともに、その事実を公表するとしておりますので、本市といたしましても、こうした国の取組に合わせて、「キャリアサポートかわさき」における職業紹介の際には、既に公表された企業の紹介を行わないものとしているところでございます。

片柳進の意見・要望

違法行為を続けるブラック企業について、企業名の公表が行なわれた場合には、キャリアサポートかわさきでも職業紹介の際には紹介しない、という対応をするとのことでした。くれぐれも市が行なう事業で、労働法に違反する企業を紹介してしまうことがないように、今後も取り組んでいただくようお願いいたします。

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