片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

川崎石油コンビナートにむかって離陸? 世界に例のない羽田新飛行ルートは中止に!

2018年11月14日

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毎年、国政への予算要望を県内の共産党議員などが集まって行っています。今年は国土交通省に羽田新飛行ルート問題について要望しました。
羽田空港から川崎臨海部の石油コンビナートに向けて離陸する計画です。事前に文書で質問したのは「石油コンビナート上空に向けて離陸するような飛行ルートを持つ空港は世界に他にあるのか。あるのならどのような安全対策をしているのか示せ」という主旨。それに対して「承知していない。したがって対策も承知していない」というのが回答。
こんな異常なルートは他にない、ということが明らかになりました。

国交省 新ルート 川崎版 企業名入り
☆参考までにこんなルートです(国土交通省「羽田空港のこれから」サイトをもとに、片柳が作成)

続いて質疑応答。
①片柳「落下物対策をするというがこれまでの落下物の発生確率はどのくらいで、それをどこまで下げる目標なのか」→国土交通省「落下物の発生確率のデータは持っていない。落下物の目標はゼロにすることだ」
②片「墜落などの事故はどのくらい発生しているのか」→国「データがないので今は答えられない」
③片「コンビナートに落下物や墜落事故などがあった場合の被害想定をしているのか、その予定はあるのか」→国「被害想定はしていない。今後も予定はしていない」
(記憶によるメモのため正確とは言えませんのでご承知ください)
とやりとりしました。
後藤さんの質疑では「1970年の国と市の合意(石油コンビナート上空を飛行させない/やむを得ない場合についても低空飛行をさせない)について、改める(解除する)方向で検討している」との驚くべき回答がありました。

川崎市の臨海部防災対策計画では「100万年に一度」「1億年に一度」などの災害についても被害想定をしています。世界の他の空港にはない唯一のコンビナート上空に、しかも最も事故の多い「魔の11分間」に低空飛行するという計画です。
私たちの記憶にあるだけでも、80年代には御巣鷹山の日航機墜落事故、羽田沖の逆噴射墜落事故がありました。30年ほどの間に墜落事故も起きているわけですし、ひとたび事故が起きたらその影響は計り知れません(川崎市は、飛行ルート直下の工場の事故では最大12万人が避難する想定をしています-下図)。

スライド14
☆川崎市臨海部防災対策計画よりー下の地図はイメージであり、実際の被害想定されている地域を正しく反映したものではありません。

羽田新飛行ルートは中止するしかありません。

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