片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

人間裁判、個人の尊厳

2018年5月9日

市議会文教委員会視察に向かう新幹線の車内で、今朝の『赤旗』の憲法施行71年インタビュー(朝日訴訟の会会長・則武透弁護士)を読みました。
個人の尊厳の保障として人間的な生存の保障が必要だ、と指摘されています。

いま、ブラック企業で働き体を壊しメンタル疾患になった若者Aさんの相談を受けています。Aさんには重度の障がいがあるごきょうだいもいます。Aさんの実家を訪ねてお母さんと話したとき「生活保護を利用するなんて」「甘えているのではないか」などの率直な意見をぶつけられました。
私は「Aさんには権利があります。今ある制度を利用してしっかり休めば必ず回復して、Aさんは仕事もできるようになります。そうすればいずれは支給された額よりずっと多額の税金を納めるでしょう」「だからといって、働けないからといって、人間らしく生きる権利がないはずがありません。憲法で健康で文化的な生活ができる権利は働けない人にも誰にでも保障されています。胸を張って制度を使いましょう」と話しました。
生活保護制度に抵抗感のあったお母さんは、うなずいて少し納得されたような顔をしていました(めったにしない正座で話し込んだのでひどく足がしびれました)。

「天賦人権論を否定する」というような「個人の尊厳」を根底から正面から否定する(自民党・片山さつき参院議員)ような政権が出てくるとは、政治に興味を持ってから思いませんでした。
相手が正面からむちゃくちゃを言ってくる以上、こちらも正面から人権を掲げて粉砕しなければいけないのだと心を固めています。

『人間裁判』はその原点ですね。私が明治学院大学社会福祉学科で学んだ原点でもあります。
記事にも出てくる「碑」を一度見に行きたいと思いました。
検索したら以前にお会いしたことのある長久さんのブログに「碑」のことと朝日茂さんの言葉が出ていました。
http://benkaku.hatenablog.com/entry/2016/02/15/090000

***引用***
行政訴訟を起して、巨大な国家権力を相手に闘おうとすれば、なみたいていのことではないのである。勉強し学習しなければ、とうてい闘うエネルギーは湧いてこないのである。政治、経済、法律、文化と、つぎからつぎへ勉強していかなければならないことを、私は今度の闘いを通して痛感した。(朝日茂さん)
***引用終わり***

健康な体にもかかわらず、こんな覚悟も持たずに日々の暮らしと活動に終われて学ぶ努力を怠っている自分を振り返らされました。
学ぼう。

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