片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
議会活動報告

自転車通行環境の整備を

2018年3月11日

3月7日、市議会予算審査特別委員会で質問しました。6つのテーマを取り上げましたが、今回は自転車の通行環境整備について取り上げます。

川崎区の特性・実状にあった自転車通行環境の整備を

自転車通行環境の整備と今後の計画についてうかがいます。新川通りの自転車通行環境整備については、現在の市役所通りと同様の方式で歩道内に自転車通行帯を設置する方向で進めているとのことです。
川崎区は、自転車を利用する高齢の方も多く、80代・90代の方でも元気に自転車を利用されている方がたくさんいらっしゃいます。今後の自転車通行環境の整備を進める上でも、単純に法律の原則どおり車道ということではなく、川崎区特性・実状にあった形態で今後も進めるべきと考えますが、見解をうかがいます。

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答弁① 建設緑政局長

自転車通行環境整備についての御質問でございますが、平成28年7月に国士交通省と警察庁により、「安全で快適な自転車利用用環境創出ガイドライン」が改定され、自転車は「車両」であり車道通行が大原則」と示されていることから、今後も、通行環境整備に必要な歩道の幅員など、地域の実情を踏まえ検討してまいりたいと考えております。

住宅地⇔川崎駅の縦軸方向で自転車ネットワークの整備を

つづいて、自転車ネットワークについてうかがいます。自転車利用基本方針案では、鉄道の駅を中心にした地域自転車ネットワークを構築し、その間を結ぶ広域自転車ネットワークを形成するとしています。
同時にこの基本方針案では、川崎市民の自転車利用は「自宅から商業施設や公共施設までの直接移動」というパターンと、「自宅等から駅までの交通手段として利用する」というパターンが多いという調査結果も明らかにされています。
川崎駅東口の場合は特に、川崎駅に向かって区内のそれぞれの住宅地から自転車が集まる、という利用の特徴が際立っています。地域ネットワークを結ぶことに加え、住宅地から川崎駅にいたる縦軸方向で、自転車の通行環境の整備を行うことも検討するべきです。見解をうかがいます。

答弁② 建設緑政局長

自転車ネットワークについての御質問でございますが、現在、自転車のさらなる安全・安心の向上に向けて、「川崎市自転車利用方針」の策定を進めているところでございます。
本方針では、安全で決適な自転車ネットワークの構築を位置付けており、自転車利用者が多い鉄道駅周辺を優先して取り組むとともに、ネットワーク化にあたりましては、自転車通行環境の整備済み路線を活用するよう、検討してまいりたいと考えております。

さつき橋付近など「逆走」対策を

自転車通行環境整備実施計画では、「緊急整備箇所」として自転車が関係した20件の事故が起きていた〈新川通・境町・渡田1丁目・貝塚2丁目地内〉と、同じく25件の事故のあった〈本町・堀ノ内地内〉が抽出されていました。この2カ所の通行環境整備はどのように進めているのか、伺います。また自転車は車道の左側を走ることが原則ですが、この2カ所とも車道の右側を走る「逆走」が見受けられます。具体的には、以前に質問した関東自動車学校脇から京急の大踏み切り方面と、またさつき橋交差点の川崎信用金庫渡田支店向かいのセブンイレブン前から川崎駅方面へ向かう逆走です。逆走をすれば急なスロープを押し上げなくて済むこと、回り道をせずに駅方面に行けること、などがその理由だと考えられますが、このような逆走への対応について伺います。

答弁③ 建設緑政局長

自転車通行環境整備についての御質問でございますが、本市では、平成27年2月に「川崎市自転車通行環境整備実施計画」を策定し、自転車事故の多発箇所などを「緊急整備箇所」に位置付け、安全性の向上に向けた環境整備を実施しているところでございます。
2か所の整備箇所につきましては、道路幅員や交通量などを踏まえ、車道への通行環境整備が難しいことから、自転車の走行ルールに関する注意表示のシートを歩道に貼付する対策を行うこととしており、「本町2丁目、堀之内町地内」につきましては平成28年度に完了し、新川通、境町、渡田1丁目、貝塚2丁目地内」につきましては、今月中に施工する予定でございます。
また、車道の右側を走行する自転車への対応につきましては、自転車通行環境整備や安全教育を推進するなど、関係局や交通管理者などと連携して、ルールマナーの向上に取り組んでまいりたいと考えております。

国道15号線に自転車通行帯の整備を

市役所通りと新川通りで自転車通行空間が整備されるということになれば、国道15号線の自転車通行帯と接続ができます。国道15号線の自転車通行帯は、横浜側は元木交差点付近で、東京側はハローブリッジ付近までとなっていますが、国と連携してそれぞれ国道409号線と横浜市との市境付近まで延長すべきと思います。見解をうかがいます。

答弁④ 建設緑政局長

自転車通行環境整備についての御質問でございますが、国道15号の川崎市内における整備につきましては、元木交差点付近からハローブリッジ付近までの約1.1キロメートルが平成27年3月に完成しており、ハローブリッジ付近から国道409号までの区間及び元木交差点付近から横浜市境までの区間については、国において整備に向けた検討を行っていると伺っております。今後、本市といたしましても自転車ネットワーク計画の策定にあたり、国などと連携して取り組んでまいりたいと考えております。

意見要望

逆走の問題にしても、住宅地から駅までの主要なルートの自転車通行環境整備を進めることが根本的な対策となると思います。答弁では「整備済み路線の活用」と言われましたが、川崎区の特徴である住宅地から川崎駅方向への縦軸方向には、現在整備されている路線は市電通りと多摩川サイクリングコースしかありません。今後、新川通り、市役所通り、皐橋水江町線など、縦方向での通行環境整備の検討を、川崎区の実状に応じた形ですすめるよう要望いたします。

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