選挙のさなかでも、地域のみなさんから次々に要望を頂きます。この間多かったのは「道路が傷んでいてつまづいてしまった」「街路樹や雑草が茂って見通しがきかず危ない」など、身近な生活道路に関する要望でした。
川崎市は豊かな財政状況なうえ、毎年90億円も不要なためこみ金を積み増ししています。その一方で生活道路の整備などの予算は近隣自治体と比べても著しく少ないのです。
もう亡くなりましたが私の祖母は、一度の転倒を機に歩くことを嫌がるようになり、心身の老化が進んでしまいました。路面の少しの段差やでこぼこが、高齢になった方の生活の質を大きく左右することもあるのです。
京町2丁目の道路
ご近所お二人から要望をいただいた場所です。
「とりあえず仮の応急処置をします。あとで全面的にアスファルトの張替えをしますので…」とのことでした
ちょうど選挙の少し前くらいにきれいに舗装されました。
「何十年ぶりにきれいな道路になりました!ありがとうございます」と近所の方。
富士見1丁目の自転車道
地域の方から「夜、自転車で通勤するときに恐怖を感じる」と言われました。
自転車ですれ違うのにも困るほど繁っていました。
こちらもきれいに除草されました。
川崎小学校付近
通学路となっている道路に大きな窪みができています。
右の赤い服は後藤まさみさんです。
渡田1丁目
わかるでしょうか?下の白線部のところだとわかりやすいでしょうか?
道路に帯状にへこみができています。近所の高齢の女性がつまづいて転倒してしまったとのこと。
雨の日だとさらにわかりにくいそうです。
以上の2ケ所は、行政に対応を要望したところです。
はじめに言ったように、こうした道路の修繕の遅れ一つで、「転んで歩けなくなった」「それ以来寝たきりに」など、住民の「生活の質」を大きく左右することもあります。
道路公園センターなど現場の職員のみなさんは、市民の声に誠実に対応してくれていますが、大元の予算がなければ 道路は直せません。市政のを「大切なのはあなたのくらし」という方向に変えていかなければ、と心を新たにしています。