片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党前川崎市議会議員
活動レポート

関東大震災時の朝鮮人虐殺ー川崎でも横浜でも…

2017年9月4日

関東大震災時に軍や警察などに数千人が虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典に歴代都知事は追悼文を送付してきましたが、小池百合子都知事が取りやめたことが大きな問題となっています。

週刊紙「新かながわ」に紹介されている横浜市南区堀ノ内の「寶生寺」。
関東大震災の際、横浜でも「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが流布され多くの方が殺害されました。
その後「同胞の追悼会をしたい」との計画をほとんどの寺が拒否するなか、唯一寶生寺が引き受けて法要が行われた、とのことです。そして1971年に「関東大震災韓国人慰霊碑」が建てられたそうです。

私の横浜市磯子区の実家は、南区との境にあり、堀ノ内は関内・横浜方面に行くときの通り道で、寶生寺の前もよく通っていました。が、そんな歴史があるということは初めて知りました。
虐殺があったことと「川のほとりの木に殺された人が吊るされていた」などの断片的な語りを人づてに聞いたことがあるくらいでした。

川崎区での歴史も、もっと知っていかなければ。
神奈川新聞の記事です→http://www.kanaloco.jp/article/63986
「群集が朝鮮人を迫害しようとした際、朝鮮人労働者を雇っていた親方が制止したことや、渡田の熱田神社に180人の朝鮮人が保護された」「これは正義感によるものではない。日ごろ朝鮮人の人柄に接していた親方たちは『そんなことをするはずがない』と流言飛語を信じなかった。その行動に、多文化共生のヒントがある」という記述に学ばされました。新かな0904

「新かながわ」9月4日付より

片柳すすむ

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