片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

「LGBT」学習会―「誰もが生きやすい社会」をつくりたい

2017年7月11日

7月9日、「LGBT」をテーマにした学習会を開きました。
**分かりやすいように「LGBT」と言っていますが、SOGI(性的志向=Sexual Orientation 、性同一性(性自認)=Gender Identity)という言葉の方が正確で、今後使われる機会が増えていくはずです**

一橋大学アウティング事件の代理人弁護士をつとめる南和行弁護士にメイン講師としてお話しいただき、来住和行中野区議(日本共産党)にも当事者の家族の立場からお話していただきました。


このブログ記事では「一橋大学アウティング事件」については触れられませんでしたが、ぜひ知っていただきたいです。以下の2つのリンクをご覧ください。

「差別の視線が同性愛者を死に追いやる」鈴木賢教授は訴えた。一橋大学アウティング事件
http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/05/lgbt-outing_n_16427966.html

『アウティング事件裁判を支援する会』(フェイスブックページ)
https://www.facebook.com/hitotsubashiouting/?ref=aymt_homepage_panel


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私は司会をつとめ、市古団長が開会あいさつしました。

南和行弁護士は、「同性愛者だ」と自覚するまでにも苦悩や葛藤があったことを「七夕の短冊に『同性愛が直りますように』と書きたいくらいだった」と話していたのが印象的です。南さんの話の中に「とんねるずの番組に『保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)』という気持ち悪いしゃべり方をする同性愛のキャラクターが出てきて、『同性愛者だと周りに知られたら絶対にいけない』と思っていた」というのがありました。関西と関東で育った場所は違えど南さんとは同い年なので、そのときの空気感はとても良くわかります。クラスの中に真似して気持ち悪いしゃべり方をする同級生が必ずいたような影響力が当時とんねるずにはありました。
「みなさんおかげです」は、毎週見ていた番組ではなかったのですが当時からうっすらと「ひどい差別的なことをいうなあ」というような気持ちがあったのと同時に、偏見も植え付けられた面もあったと思います。

後段で話された来住和行中野区議も、息子さんからゲイであるとカミングアウトされたときに「『どうにかならないのか?』と言ってしまった」と話されていましたが、南弁護士のお母さんもなかなか受け止められず「自分の育て方が悪かったのか」「すごく素敵な女性とであったら『直る』んじゃないか」と思われていた、という話が印象的でした。「ありのままを受け止めるべき」というのは簡単ですが、実際にはなかなか難しいと思います。
自分も子ども3人の親になり、1歳の娘がだんだん「女の子らしく」なってきました。ついつい周りの人にも「女の子らしく、可愛くなってきたんですよ~」と言ってしまうときがあります。この娘が思春期を迎え、性自認がはっきりとしてきたときに、「女性として扱われるのが苦しい」「女の子の服は嫌なんだ」と言ってきたら、自分は受け止められるだろうか。子どもたちが将来、どんな性的志向をもっていることが分かっても受け止められるのか。そういう自分と家族でありたいと思います。

南さんは「とにかく同性愛者だとばれないように生きてきた」とのことでした。「性」という人間の生き方の核の部分を隠す生活を、思春期から青年期を通じてせざるをえないということが、どれだけ苦しいことなのか、それを全人口の5~8%程度という方々にさせている社会のあり方はどうしても変えなければならないと思いました。

学習会には120人の皆さんが参加してくれました。この間視察に行った先の当事者団体の方や、市内在住の当事者の方やそのご家族、さらには案内させていただいた各地の共産党議員団(京都市、名古屋市、品川区、江戸川区、大田区、調布市)にもご参加いただきました。いつもの学習会より熱のこもった感想文がたくさん寄せられました。

今後さらに取り組みをすすめて、いずれは世田谷区の担当者の方がいっていたような「すべてが同じ扱いとなるような窓口に」という行政のあり方を実現させていきたいと思います。

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