片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

すべての窓口で家族と同じ対応をー世田谷区の「LGBT」の取組み

2017年5月29日

きょうは世田谷区に「LGBT」施策の視察に行ってきました。パートナーシップ宣誓の取組みが注目されていますが、職員の方々が注意深く真剣に取り組んでいるのが印象的でした。たとえば「区営住宅の入居に『パートナーシップ宣誓をしていること』を条件にすると、本来『宣誓』を望んでいない人まで宣誓させることになってしまう。行政がカミングアウトをすすめるようなことはしたくない」という話をされていました。
パートナーシップ宣誓はそれ自体で行い、個々の行政施策では「すべての窓口で家族と同じ対応をしていこう」という努力方向だそうです。

教育でも前進が。2011年度からこのテーマでの教員研修をはじめ、現在は「校長・(幼稚)園長研修」「進入・転入管理職研修」「人権教育研修」「若手教員育成研修」「教育相談研修」「夏季教育課題研修」をそれぞれ行い、年間400人以上の教員(世田谷区全体で教員は3千人程度)が性的マイノリティにかかわる研修を受けています。
内容も素晴らしく、都教委の人権尊重教育などの枠組みを利用して、道徳の時間で絵本や自主教材で理解を進める授業をしたり、人権週間を利用して家庭科・保健体育…などでも授業をしているそうです。

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ある小学校5年生の道徳の授業で「タンタンタンゴはパパふたり」という絵本を教材にしているそうです。
―ロイとシロのオスペンギンカップルが、卵に似ている石をあたためてても卵はかえらない。飼育員が他のカップルが育てられなかった卵をそっと置いて、ロイとシロがあたためてタンゴが誕生したー
というニューヨークの水族館での実話を基にした話です。

他の先生による自主教材もどれも素晴らしいものでした。
「パートナーシップ宣誓」が取り上げられますが、それ以前から地道にこの分野での研究をすすめてきた先生方の努力があったからこそ、こういう発展をしているのだと感じました。

まず、ペンギンの絵本読みたい!

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