片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

川崎市民ミュージアム、「1年契約」の学芸員で質の高い展示ができるのか?

2016年10月13日

昨日、今日と文教委員会がありました。きょうは5時間、昨日も4時間くらいでしたか、長時間の議論をしました。
きょうは、昨日「継続審議」となった小児医療費助成制度に「1回上限500円まで」の一部負担金を導入する議案、川崎市民ミュージアムの指定管理者を選定する議案を審議しました。

現在の16人の有資格の学芸員で担われているミュージアムの学芸部門の体制について、指定管理予定者の提案では有資格の学芸員8人と非常勤の学芸スタッフ6人の合計14人に減員されることが質疑のなかで明らかとなりました。
専門性の担保とともに次世代の学芸員の育成の観点からもミュージアムの中核を担う学芸員の体制確保は欠かせません。

また指定管理予定者の提案するような「1年契約の職員」が、極めて高度な専門知識や技術が必要となる、資料の保存や修復、市指定文化財なども含めた収蔵品を適切に取り扱うことができるのか、大いに疑問が残ります。
(↓写真、1851年撮影の日本人が写っている世界最古の写真、ミュージアムの収蔵品です。温度湿度の管理を厳格にしないと画像が消失してしまう場合もあるそうです *川崎市民ミュージアム紀要・第11集より)

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指定管理予定者に対し、市が設置者として収蔵品の扱いや人材育成とそのための専門的な研修など、ミュージアムの質を担保する取り組みを行なうよう、強く要望していくことが必要です。
(市民ミュージアム収蔵品数は群を抜いて全国一です。手塚治虫先生の原画、「シン・ゴジラ」「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の若き日の原画なども多数あるそうです!)

また、高い専門性と中長期の視点が必要となる学芸業務については、今後は指定管理としない対応とすることも、検討する必要があります。
石田和子議員とともにこうした問題点を指摘して、市民ミュージアムの歴史と知見に長けた学芸員さんの力を発揮し、収蔵品の管理や展示等の企画などミュージアムの質を担保するよう求めました。
私たちは、前の議会でも「市民ミュージアムは指定管理になじまない」と指定管理の導入議案に反対してきましたので、今回も議案に反対しました。

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いやはや、疲れました。
でも、美術関係のことはもともと好きだったので楽しかったです。関連する『紀要』なども読みこみましたが、興味深いものがたくさん。そういえば美術館など美術業界をテーマにした、細野不二彦先生の漫画『ギャラリーフェイク』なども、穴のあくほど読んだものです。
ミュージアムの現在の体制は3月までですが、がっつり楽しみたいです(もちろんその後の体制も注視しながら楽しみますよ)。「ベビーカーツアー」「ママカフェ」「就学前の子どものワークショップ」(下写真)などもありますよ!
https://twitter.com/kawasaki_museum/status/786407577890369538(市民ミュージアムのツイッターアカウントより)

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