片柳すすむ

かたやなぎ 進
日本共産党川崎市議会議員
活動レポート

「しくじったのはマルクスではない!」つづき

2016年5月6日

前回のつづきです。TV番組について書いたツイートに対して、
「マルクスの資本論とソ連崩壊は分けて論じていた」
「資本論に社会主義建設後のことを書いていなかったことが問題なのだ」などのコメントをいくつかいただいています。

しかし番組では、
「マルクスの影響でひとつの国が崩壊した」…
「格差社会を終わらせた後どうすればいいか書いてなかった」
「人類に夢を見せるだけ見せて大パニックに陥れた先生」
などと描いていました。これはとてもマルクスの理論とソ連崩壊を「分けて論じていた」とは言えないと思います。

(マルクスは)格差社会を終わらせた後どうすればいいか書いてなかった、だからソ連崩壊にも責任がある、というのも違います。
マルクス・エンゲルスは資本主義から社会主義・共産主義に向かう「過渡期」の問題についても、生産者が主人公となる「生産手段の社会化」を行うことなどについても論じています。
ソ連の経済体制についても、「マルクスの展望とはまったく逆の道を進んだものでした。『国有化』や『集団化』の形はあっても、実態は資本家の指揮・監督が国家と官僚のそれにかわっただけで、生産者は無権利の地位に追い込まれていました。そこにもソ連崩壊の大きな要因がありました」と、不破哲三前議長が古典教室で述べているとおりに、マルクスの展望から大きく外れたのがソ連でした。
http://www.jcp.or.jp/…/aik11/2011-11-03/2011110309_01_0.html

解説役のタレントさんの説明にも「自由に商売できるこの社会が終わった後どうするのか、書いていなかった」というように、社会主義・共産主義の社会では自由な商売ができなくなるかのような描き方をするなど、正確さを欠く内容が随所に見られました。

これから様々に社会主義・共産主義に誤解を与える報道などがされるでしょうが、日本共産党が示している、日本の現実に合う形で資本主義を乗り越える展望を多くの人に知ってもらいたいものです。


日本共産党綱領
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/index.html

志位和夫委員長「綱領教室」
(最終回・崩壊したソ連は社会主義とは無縁の社会だった。官僚専制体制に変質したソ連の誤りを絶対再現させないことも明確に。)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-08/2012030809_01_0.html

不破哲三前議長「古典教室」
(最終回・マルクスの理論と精神を受け継ぐべく探求と模索を重ねたレーニンの業績と活動、「マルクス・レーニン主義」の名でまったく別物の理論体系と行動にすすんだスターリンとその後継者たちの過ち)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-02-09/2012020909_01_0.html

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